現在、日本にはおおよそ410万戸の空室があるといわれていますが、「空室で困っているオーナー様の物件に入居者を集めること」が私たちの仕事です。具体的には、賃貸物件のリノベーションを引き受け、オーナー様へ家賃保証をするというビジネスを行っています。入居者が決まる部屋・決まらない部屋の違いというのは、極論すれば家賃でも立地でも築年数でもありません。当然、安く便利な場所にあって新しい物件の方が入居者から良い反応が得られますが、最終的な決め手は部屋そのものなのです。家賃の安さを重視する入居者もいますが、同価格帯に複数の賃貸物件がひしめいていれば、内装・設備などにより魅力のある部屋が選ばれるでしょう。
オーナー様はよく「うちは原状回復工事を行ったから入居者が集まりやすくなるはず」と勘違いをしてしまいます。しかし、「原状回復をした」「フローリングに替えた」というだけでは賃貸市場競争の中で、ようやく競合物件と同じ土俵に立てただけに過ぎません。同じような条件の空室がひしめき合う中で、他の物件と同じことをしていても意味がありません。並の物件では入居希望者の目には留まりづらく、入居者が決まらなければ行き着く先は家賃や初期費用の値下げ競争です。
「空室に悩むオーナー様たちに必要とされる企業集団になろう」そんな理念を持って誕生したのが「リノリース事業」です。リノリースとはリノベーション(再生)とリース(貸付)を合わせた造語で、リノベーション工事完了後40日以内の満室を保証するという事業です。万が一、40日で満室に至らなかった場合でも、私たちが家賃を保証します(2年更新)。リノリース事業がスタートしたのは2007年。2009年からは『リノリースCLUB』としてフランチャイズ展開を行い、全国に加盟店が85店舗にまで増えました。現在までの実績は着工件数が2万8,000戸(2012年9月現在)になります。私たちは日々、日本全国でこのリノリース事業の実績を積み上げています。地域によって大きく異なる賃貸市場において地域ごとの特性を踏まえ、入居者のニーズに応える部屋作りに努め、さまざまなノウハウを獲得してきました。私たちはリノベーションとリーシングのプロであると自負しています。そして私たちの培ったノウハウが、空室に悩むオーナー様のお役に立てればと思っています。